福島県 » 会津・喜多方

会津武家屋敷

(あいづ ぶけやしき)

見て、体験し、歴史を学べる感動ミュージアム

復元された家老屋敷を中心に、江戸時代の建物や中畑陣屋が移築されています。さらに、会津歴史資料館もあります。

会津藩家老・西郷頼母邸を中心に移築、復元された建物が集う、まさに歴史のテーマパーク。広大な敷地内に、家老屋敷のほか、江戸時代の代官所を移築復元した「旧中畑陣屋」、鶴ヶ城本丸内にある茶室「麟閣」を復元した「嶺南庵麟閣」などの歴史的な建物が並びます。

当時の生活や戊辰戦争時の様子を学ぶことができる資料館が併設されているほか、12月中旬~4月上旬頃の冬季期間は家老屋敷の内部を見ることができます。

手作り体験館では赤ベコの絵付けやガラスの絵彫り体験ができるほか、当時の衣装を着て記念写真が撮影できる「御写真処」などがあり、大人も子どもも楽しみながら伝統文化に触れることができます。

会津の郷土料理が食べられるお食事処のほか、伝統工芸品からお菓子、農産物まで会津の特産品を豊富に取り扱うショップもあります。旅の思い出にお気に入りのものを見つけてください。

会津歴史村は、野外博物館で、会津藩の家老であった西郷頼母の邸宅を中心に、歴史的な建造物が復元または移築されています。総敷地面積は7,000坪(約23,140.5平方メートル)で、建物は建築家の山本勝巳によって手掛けられたものです。会津歴史村には、以下のような建物や施設があります。

家老であった西郷頼母の邸宅を復元した家老屋敷は、会津武家屋敷の中でも最大の見どころです。敷地面積は2,400坪(約7,933.9平方メートル)で、建築面積は280坪(約925.6平方メートル)です。この家老屋敷は、日本国内では珍しい再現施設であり、内部は歴史資料館となっています。元々の西郷邸は鶴ヶ城(若松城)北追手門の近くにありました。

屋敷はケヤキ、ヒノキ、スギ材で建てられており、内部には38室と328枚の畳があります。御成御殿から藩政の執務室、奥の間、台所、浴室まで、細部まで忠実に再現されています。各部屋では武具や台所用品などが展示されており、西郷の寝室であった「奥一の間」には妻子の人形が置かれています。最も格式の高い「御成御殿」では、藩主・松平容保を西郷が迎え入れる様子が人形で再現されています。

敷地内には、かつて家財道具や武器が保管されていた蔵を利用した「会津歴史資料館」と、家臣の居宅があった片長屋を利用した「第二資料館」もあります。会津歴史資料館では特別展示が行われており、第二資料館では藩校・日新館や什の掟に関する展示、西郷の娘が自決する場面を再現した蝋人形、日本初の女子留学生・大山捨松の蝋人形などが展示されています。

旧中畑陣屋:中畑村にあった江戸時代の代官所を移築復元したもので、内部は武家屋敷風でありながら庶民の住宅の手法も取り入れられています。

茶室「嶺南庵麟閣」:会津藩主・蒲生氏郷に招かれた千少庵が造った茶室を復元したものです。

藩米精米所:白河藩が使用していた精米所を移築復元し、水力で回転する水車も再現されています。

会津くらしの歴史館:古代から江戸時代までの会津の暮らしについて展示されています。

手作り体験館:赤べこや絵付け、ガラスの絵彫り、弓道などの体験活動ができる施設です。

郷工房・古今:土産物や伝統工芸品が販売されています。

お食事処・九曜亭:会津の伝統料理やオリジナル料理が提供されており、一部のメニューは会津漆器で盛り付けられます。

その他にも西郷四郎像や佐々木只三郎の墓など、歴史的な要素を持つ施設や記念碑もあります。

Information

名称
会津武家屋敷
(あいづ ぶけやしき)
リンク
公式サイト
住所
福島県会津若松市東山町石山字院内1
電話番号
0242-28-2525
営業時間

4月~11月 8:30~17:00
12月~3月 9:00~16:30

定休日

年中無休

料金

大人 850円
中高生 550円
小学生 450円

駐車場
100台 無料
アクセス

JR会津若松駅から周遊バス利用で約30分

磐越自動車道 会津若松ICから車で約15分

会津・喜多方

福島県