福島県 » 会津・喜多方

会津・喜多方

会津、喜多方の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

会津 喜多方 観光ガイド

会津・喜多方の観光・旅行 Info

会津若松市の観光名所

1. 鶴ヶ城(会津若松城)

鶴ヶ城は、白虎隊や戊辰戦争などの歴史と深く関わる名城で、赤瓦が特徴的な美しい天守閣が現存しています。城内では会津藩の歴史や武士文化に触れる展示があり、春には桜、秋には紅葉の名所としても人気です。

2. 飯盛山(白虎隊自刃の地)

幕末に活躍した白虎隊の悲劇の舞台である飯盛山は、会津の歴史を語るうえで欠かせないスポットです。山の中腹からは会津市街を一望でき、白虎隊記念館やさざえ堂といった見どころも点在しています。

3. 会津武家屋敷

江戸時代の会津藩家老西郷頼母邸を中心に再現された屋敷群で、当時の暮らしや武士道を体感できる施設です。広大な敷地には資料館や茶室も併設され、ゆっくり散策が楽しめます。

4. 野口英世青春通り

会津若松出身の医学者・野口英世ゆかりの地をめぐる小道で、彼の少年時代を感じさせる記念館やモニュメントがあります。市街地に位置しており、周辺のレトロな町並みも見どころです。

喜多方市の観光名所

5. 喜多方蔵のまち散策

喜多方といえば「蔵のまち」として知られ、酒蔵や味噌蔵、蔵造りの商家が数多く残されています。昔ながらの町並みを歩きながら、郷土の伝統や歴史を感じることができます。

6. 喜多方ラーメン神社・ラーメン館

ラーメンの聖地とも称される喜多方では、ラーメンを祀る神社や、ラーメンの歴史を紹介する施設があります。ご当地グルメに親しみながら、ユニークな観光体験ができます。

7. 熱塩加納温泉郷

喜多方の北部に位置する温泉地で、歴史ある宿や旅館が点在しています。山あいの静かな温泉街で、旅の疲れを癒すのにぴったりのスポットです。

自然を楽しむスポット

8. 磐梯山(ばんだいさん)と五色沼

磐梯山は「会津富士」とも呼ばれ、ハイキングや登山、スキーなど四季折々のアクティビティが楽しめます。特に五色沼自然探勝路は、色とりどりの沼をめぐる絶景散策ルートとして人気です。

9. 猪苗代湖

日本で4番目に大きい湖であり、湖畔の散策、ヨット、サイクリング、カヌーなどアクティブな楽しみ方も充実。湖畔から望む磐梯山の眺望は絶景です。

文化とアートに触れる場所

10. 会津漆器伝承館(会津漆器会館)

会津漆器は全国的に知られる伝統工芸品。会津若松市にあるこの施設では、漆器の展示や販売だけでなく、漆塗りの体験も可能です。旅の記念やお土産選びにもおすすめです。

会津・喜多方のグルメガイド

会津の代表的な郷土料理

1. 会津ソースカツ丼

分厚くジューシーなトンカツに甘辛いソースをたっぷり絡め、キャベツとともにご飯にのせたボリューム満点の一品です。地元民にも観光客にも愛される、会津のソウルフードです。

2. にしんの山椒漬け

開いた身欠きにしんを酢と山椒で漬け込んだ保存食で、昔ながらの家庭の味として親しまれています。ごはんのお供や酒の肴にぴったりの一品です。

3. 会津こづゆ

干し貝柱でだしをとった、人参・里芋・きくらげなどが入った汁物で、冠婚葬祭などハレの日に欠かせない郷土料理です。あっさりとした味付けで、体にやさしい一品です。

4. 会津ラーメン

喜多方ラーメンとはまた異なるスタイルで、鶏ガラや煮干しをベースにしたスープと中太の縮れ麺が特徴。地元では「支那そば」とも呼ばれることがあります。

喜多方のご当地グルメ

5. 喜多方ラーメン

全国に名を馳せる喜多方ラーメンは、あっさり醤油味の透明感のあるスープに、太くてモチモチとした平打ち縮れ麺が特徴。朝からラーメンを食べる「朝ラー」文化もあり、朝から営業している店も多くあります。

6. みそ田楽

会津名物としても知られるこの料理は、こんにゃく、豆腐、里芋などを串に刺して焼き、甘味噌を塗っていただく素朴な郷土の味です。歴史ある会津の町家などで提供されています。

---

人気のレストラン・食事処

会津若松エリア

1. とん亭(会津ソースカツ丼の名店)

地元でも有名なソースカツ丼の専門店。厚切りのカツと、秘伝のタレがしみたご飯の相性が抜群です。ランチ時は行列ができるほどの人気店です。

2. 渋川問屋(郷土料理)

大正時代の問屋を改装したレストランで、こづゆや田楽、にしんの山椒漬けなどをコース仕立てで楽しむことができます。歴史ある空間で、会津の伝統を堪能できます。

喜多方エリア

3. 坂内食堂(喜多方ラーメンの代表店)

「朝ラー」文化の代表格ともいえる名店。あっさりとした豚骨ベースのスープに、手打ちの太縮れ麺が絶品です。喜多方ラーメンを初めて食べる方には特におすすめです。

4. はせ川(行列必至のラーメン店)

煮干しの風味が効いたスープが特徴の一杯。スープの深みと太麺の相性がよく、地元客からの評価も高い名店です。

---

おすすめのお土産

会津若松・喜多方の特産品

1. 会津漆器

華やかでありながら堅牢な仕上がりが特徴の会津漆器は、箸やお椀などの日用品から芸術性の高い工芸品まで幅広く、贈答品にも最適です。

2. 赤べこ

魔除けの意味を持つ郷土玩具で、首がゆらゆら揺れるユニークなデザイン。子どもから大人まで人気があり、お土産の定番です。

3. 会津の地酒

酒どころとして名高い会津では、「末廣」「名倉山」「榮川」などの蔵元が地酒を製造しており、辛口から甘口まで豊富なラインナップが楽しめます。お土産としても喜ばれます。

4. 喜多方ラーメン(乾麺・生麺セット)

ラーメン好きにはたまらないお土産。多くの店舗や土産店で、スープ付きのセットが販売されています。自宅で本場の味を楽しめる一品です。

5. みそ・しょうゆ・漬物

喜多方は蔵の町として、味噌・醤油などの発酵食品も名物です。「太田屋」「ヤマサ醤油」などのブランドは特に人気で、会津漬けなどの地元野菜を使ったお漬物もおすすめです。

会津・喜多方の季節の祭り・イベント

会津若松市の代表的な祭り

1. 会津まつり(毎年9月下旬)

会津最大級の祭りで、戊辰戦争をはじめとした会津の歴史をしのぶ時代行列が最大の見どころです。約500人が甲冑や着物に身を包み、鶴ヶ城周辺を練り歩く「会津藩公行列」は圧巻の一言。ほかにも「鼓笛隊パレード」や「提灯行列」など市民参加型のイベントが多数開催されます。

2. 会津彼岸獅子(3月中旬)

春のお彼岸の時期に行われる伝統芸能で、獅子舞が町中を練り歩き、家々を祝福して回ります。元は厄除けの意味合いが強く、今でも地元の人々に愛され続けています。

3. 鶴ヶ城さくらまつり(4月中旬)

鶴ヶ城公園の約1000本の桜が満開になる時期に開催される春の風物詩。夜間はライトアップされ、幻想的な夜桜も楽しめます。露店も並び、花より団子派にもおすすめのイベントです。

喜多方市の祭りと地域イベント

4. 喜多方レトロ横丁(7月中旬)

喜多方の古い町並みに屋台やステージが並び、昭和レトロな雰囲気の中で地元グルメやパフォーマンスを楽しめるイベントです。クラシックカーの展示や昔遊び体験もあり、家族連れにも人気があります。

5. 喜多方冬まつり(2月上旬)

雪とラーメンをテーマにしたユニークな冬の祭典。「喜多方ラーメンフェスタ」では地元有名店が一堂に会し、食べ比べが楽しめます。また、雪像展示やかまくら体験、スノーアクティビティなど、寒さを忘れて楽しめる内容です。

6. 喜多方蔵のまちアートぶらり〜(秋)

喜多方の名物である「蔵」を会場に、アート作品や音楽、クラフト、ワークショップなどが開催される文化イベント。地元の芸術家や全国のクリエイターが参加し、町全体がギャラリーとなるような雰囲気に包まれます。

---

季節ごとのイベントと自然との関わり

・桜と伝統行事

鶴ヶ城さくらまつりや周辺寺院の花まつりが開催され、観光と花見を同時に楽しめます。

・夜の風情と郷土愛

喜多方のレトロ横丁や会津まつりの準備が始まり、地域が賑わいを見せる季節。浴衣姿での参加者も多く、夏の情緒が味わえます。

・文化と芸術の香り

アートぶらり〜や紅葉ライトアップイベントなど、落ち着いた雰囲気の中での芸術体験が楽しめます。

・雪とグルメの融合

喜多方冬まつりで温かいラーメンを味わいながら、雪景色の美しさと賑わいを満喫できます。

---

特徴的な文化や見どころ

1. 会津の義を重んじる精神文化

会津地方は、歴史的に「ならぬことはならぬものです」という武士道精神が今も文化に根付き、祭りや地域行事でもその精神が表れています。特に会津まつりではその雰囲気を肌で感じられるでしょう。

2. 蔵の町・喜多方の文化資源

喜多方は、現存する蔵の数が全国でも有数の多さを誇る町です。その蔵を使ったイベントやアート展示は、歴史ある建物と現代文化が融合する貴重な体験を提供してくれます。

会津・喜多方の気温・天候

会津・喜多方は福島県の西部に位置し、内陸性気候の影響を強く受ける地域です。四季の変化がはっきりとしており、寒暖差が大きいのが特徴です。特に冬は雪が多く、スキーや雪まつりなどのウィンターアクティビティが楽しめます。

春(3月中旬〜5月)

気温と気候

3月はまだ寒さが残り、平均気温は5〜10℃程度です。4月になるとようやく桜が咲き始め、日中の気温も15℃を超える日が増えてきます。5月は春本番で、20℃前後の快適な陽気になります。

観光のポイント

鶴ヶ城公園や喜多方の蔵のまちでのお花見が人気です。朝晩は冷え込む日もあるため、羽織ものがあると安心です。

梅雨(6月中旬〜7月中旬)

気温と気候

梅雨入りは6月中旬ごろで、平均気温は20〜24℃。湿度が高くなり、曇天や小雨の日が増えます。東京などの太平洋側と比べると、降水量はやや少なめです。

特徴的な事柄

急なにわか雨に備えて、折りたたみ傘の携帯をおすすめします。また、山間部に行く場合は滑りやすい道や視界不良に注意が必要です。

夏(7月中旬〜9月初旬)

気温と気候

会津盆地に位置するため、夏は非常に蒸し暑く日中の最高気温は35℃近くになることもあります。特に7月末〜8月中旬は猛暑日が続くことが多く、熱中症対策が欠かせません。

雨・台風について

8月から9月にかけて台風の影響を受けることがあります。ただし、太平洋側ほどの直撃は少なく、周辺の風雨や前線の影響による大雨が中心です。

秋(9月中旬〜11月)

気温と気候

9月はまだ残暑が残りますが、10月になると一気に涼しくなり、紅葉の季節が始まります。平均気温は10〜20℃程度で、11月には朝晩の気温が一桁台になることもあります。

観光のポイント

磐梯山や裏磐梯エリアの紅葉が美しく、ドライブやハイキングに適したシーズンです。日によって寒暖差が激しいため、重ね着がしやすい服装がおすすめです。

冬(12月〜2月)

気温と気候

会津地方は豪雪地帯に指定されており、冬は雪が多く、気温は0℃前後となります。特に1月〜2月は-5℃以下に冷え込む日もあり、スキーやスノーボード、雪まつりなどが楽しめる時期です。

雪の影響

積雪によって道路の凍結や運行遅延が発生することがあるため、公共交通機関の情報や天気予報の確認が重要です。車で移動する際はスタッドレスタイヤやチェーンが必要です。

会津・喜多方へのアクセス

会津若松市や喜多方市は、福島県西部に位置し、東京方面や仙台方面からのアクセスも良好です。鉄道・バス・自動車それぞれの手段によるアクセス方法をご案内いたします。

鉄道でのアクセス

東京方面から

東京からは、東北新幹線と磐越西線を利用するのが一般的です。以下のような経路があります。

合計約2時間30分前後で会津若松に到着できます。郡山からの磐越西線は本数が限られているため、事前に時刻表の確認をおすすめします。

仙台方面から

仙台から会津方面へは、福島駅経由や郡山駅経由が一般的です。

喜多方駅へのアクセス

喜多方市へは、会津若松駅から磐越西線(ローカル線)で約25分です。本数がやや少ないため、乗り継ぎ時間に注意してください。

高速バスでのアクセス

東京方面から

東京駅・新宿駅・池袋駅から会津若松行きの高速バスが運行されています。

朝・夜行便などがあり、乗り換え不要で便利な交通手段です。

仙台方面から

仙台駅東口から会津若松市行きの高速バスも運行されています。

車でのアクセス

東北自動車道を利用する場合

会津エリアは磐越自動車道でアクセスすることができます。

仙台方面から

冬期の注意点

冬季は雪による道路の凍結や通行止めが発生する可能性があります。スタッドレスタイヤの装着やチェーンの準備をお忘れなく。

空路でのアクセス

最寄りの空港

福島県内には福島空港がありますが、定期便が限られているため、利用者はやや少なめです。

アクセスの利便性を考えると、鉄道やバスの利用が現実的です。

会津・喜多方の移動手段

鉄道での移動

磐越西線(ばんえつさいせん)

会津若松駅と喜多方駅を結ぶ磐越西線は、地域内移動の主要路線です。列車は1時間に1〜2本程度運行されており、移動時間は約20〜25分です。沿線には雄国沼や熱塩温泉などの観光地もあります。

只見線(ただみせん)

会津若松駅から会津坂下(あいづばんげ)、会津川口方面へ向かうローカル線です。山間部を縫うように走る風光明媚な路線で、只見町方面の観光にも利用されますが、本数が少ないため事前の時刻表確認が必要です。

路線バス

会津バス

会津若松駅を拠点に市内各所を巡回する路線バスが運行されています。鶴ヶ城、飯盛山、東山温泉など主要な観光地へのアクセスに便利です。喜多方方面にも一部バス路線があります。

まちなか周遊バス「あかべぇ」

会津若松市内の観光スポットを循環するレトロ調バス「あかべぇ」は、観光客に非常に人気の高い交通手段です。1日フリー乗車券の利用で乗り降り自由なので、観光地を効率よく巡ることができます。

レンタカー

広域移動や自然観光地に便利

会津若松・喜多方市内には複数のレンタカー会社があります。特に大内宿、五色沼、塔のへつりなどの郊外の観光地へ訪れる際は、自家用車またはレンタカーが非常に便利です。冬季は積雪があるため、スタッドレスタイヤの確認も忘れずに。

タクシー

短距離移動や時間が限られているときに

駅前や観光地周辺にはタクシーが常駐していることが多く、特に高齢者連れや荷物が多い方におすすめです。会津若松市内には地元のタクシー会社が複数営業しており、観光地間の移動もスムーズです。

自転車

サイクリングで街を満喫

喜多方市では自転車の貸出サービス(レンタサイクル)も充実しており、蔵の街並みやラーメンの名店巡りにぴったりです。会津若松市内でも一部観光案内所などでレンタサイクルの貸出を行っています。

注意点

冬期(12月〜3月)は積雪のため、自転車の利用は基本的に難しく、徒歩やバス、タクシーを利用するのが安心です。

会津・喜多方の観光コース

1日目:会津若松市内を満喫する歴史探訪コース

午前:鶴ヶ城(会津若松城)を見学

鶴ヶ城は、幕末の戊辰戦争で激戦の舞台となった名城で、白壁と赤瓦が美しい五層の天守閣が特徴です。天守閣からは会津市街を一望でき、歴史資料館としても充実しています。

昼食:会津名物・ソースカツ丼

城下町には多くの老舗食堂や洋食店があり、濃厚なソースがしみ込んだソースカツ丼が絶品です。「むらい」や「とん亭」などが人気店です。

午後:武家屋敷と飯盛山散策

午後は、会津武家屋敷で藩士の生活を体感し、飯盛山で白虎隊の歴史に触れます。白虎隊の悲劇を学べる資料館やさざえ堂などもあります。

夕方:東山温泉で宿泊・入浴

会津四大温泉の一つ東山温泉は、豊かな自然に囲まれた情緒ある温泉地です。歴史ある老舗旅館からカジュアルな宿まで選択肢が豊富です。

---

2日目:喜多方の蔵めぐりとグルメを堪能するコース

午前:喜多方蔵の街並みを散策

喜多方市は「蔵のまち」として有名で、約4000棟の蔵が現存します。中でも煉瓦蔵や味噌蔵、醤油蔵などを活用したカフェやショップも多く、街歩きが楽しめます。

昼食:喜多方ラーメンを味わう

全国的に知られる喜多方ラーメンは、もちもちとした平打ち熟成麺とあっさりした醤油スープが特徴。「まこと食堂」や「あべ食堂」など行列ができる名店が多数あります。

午後:日中線記念自転車道でサイクリング

旧国鉄日中線跡地を整備した日中線記念自転車道は、春には桜のトンネルとしても有名。レンタサイクルを借りて、のどかな田園風景をのんびりと走ることができます。

夕方:山塩や地酒のお土産探し

帰路の前に道の駅や酒蔵で地元特産の「山塩」や「会津の地酒」をお土産に購入するのもおすすめです。味噌・醤油・漬物なども人気の高い商品です。

---

3日目:会津の自然と文化に触れるコース(オプション)

朝:大内宿の町並み観光

江戸時代の宿場町大内宿は、茅葺屋根の家々が並び、まるで時代劇のような雰囲気。名物の「ねぎそば」も必食です。会津若松市から車で約1時間です。

昼:塔のへつりで自然美を体感

奇岩が立ち並ぶ景勝地塔のへつりは、天然の造形美が楽しめる国の天然記念物。吊り橋を渡って歩ける遊歩道もあり、写真スポットとしても人気です。

夕方:五色沼を軽ハイキング

裏磐梯の五色沼湖沼群は、エメラルドグリーンやコバルトブルーなど色とりどりの湖が点在し、ハイキングコースとしても人気。自然の美しさを堪能できます。

福島県