福島 観光ガイド

福島県には猪苗代湖、天王寺、白糸の滝などの観光スポット、あやめ祭り、白河だるま市、流鏑馬などの観光イベント、檸檬、喜多方ラーメン、いかにんじんなどのご当地グルメがあります。

福島県は東北地方の一県で、奥羽山脈を含んでおり、東部は太平洋に接します。NHK大河ドラマの舞台となったばかりではなく、白虎隊や会津戦争を扱った福島県を舞台にしたドラマ等は多く、中にはドラマに登場するスポットが観光スポットになっているところもあります。

福島県は東西に長い形をしているため、浜通りと中通り、会津の3つに分けられており、気候なども地域に異なります。東北地方の一県ながら浜通りは太平洋側の黒潮の影響を受けて沿岸側は豪雪を免れていますが、会津地方については豪雪地帯として知られています。

福島県は会津戦争中、家老として活躍した西郷頼母の屋敷を中心とした津武家屋敷や会津戦争中に命を落とした娘子隊軍隊長中野竹子の記念碑、会津民俗館、会津の西街道沿いにある宿場町・大内宿など幕末に関連する史跡が残っているため、幕末から明治にかけての時代に興味がある観光客の関心を大いに惹きつけています。

福島は自然を楽しむこともできます。五色沼エメラルドグリーンやコバルトブルーなど色を変える沼でその不思議を、実際に目にして確かめてみてはどうでしょう。

福島県は日本武尊に縁のある飯坂温泉や、昔から栄えていた岳温泉、磐梯山の麓にある磐梯宝温泉など数多くの温泉がある温泉地でもあり、自然の風景を見ながら温泉に浸かるといったぜいたくを味わうことができます。福島県には猪苗代湖を望む猪苗代スキー場などもあり、冬場も観光、レジャーを楽しめる場所です。

観光の楽しみといえば、その土地の郷土料理を味わうことでしょう。福島県といえば炊いたごはんの上にわっぱをいれて鮭やイクラをトッピングするわっぱ飯、山で働く人のために生まれたというきのこや山菜、山椒魚など山と川の幸を使った山人料理、常磐沖産のアンコウを使ったアンコウ鍋など、福島県ならではのおいしいものがたくさんあります。

福島県は蕎麦処としても知られており、山都そばや裁ちそばが有名です。福島は桃の産地としても知られていて、四季おりおりのおいしいものがあります。

福島 のおすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

五色沼

見るたびに色が変わる 神秘の湖沼群

五色沼は、福島県北塩原村にある磐梯山の北側、裏磐梯と呼ばれる地域に点在する大小30余りの小湖沼群です。緑、赤、青など、様々な色の湖沼が織りなす美しい景観は、磐梯朝日国立公園に指定されています。 1888年の磐梯山が噴火した際に、小磐梯を含む北側が水蒸気爆発によって山体崩壊し、岩なだれが川をせき止め、このエリアに数百の湖沼が形成されました。 エメラルドグリーン、コバルトブルー、ターコイズブルー、エメラルドブルー、パステルブルーなど、流入している火山性の水質の影響や、植物・藻などにより、水の色が湖沼によって異なる不思議な場所で、「神秘の湖沼」と言われます。特に青沼は自然が作り出したとは思えない...»

大内宿

ここは江戸時代…かと感じる町並み

南会津の山中に、寄棟造りの建物が田園の中の旧街道と直角に整然と並び、江戸時代の景観がそのまま残る、会津若松と日光・今市を結ぶ南山通り(会津西街道)の宿駅のひとつとして栄えた「半農半宿」の宿場町。国の重要伝統的建造物群保存地区に選定。 大内宿本陣跡には、下郷町町並み展示館があり、民宿や土産物屋、蕎麦屋などが多数立ち並ぶ。 特に蕎麦に関しては、高遠そばの名で知られており、箸の代わりにネギを用いて蕎麦を食べる風習がある。  大内宿雪まつりでは、江戸時代の宿場の家並みという地域の個性を生かし、時代風俗仮装大会など、多彩な催しをおこなう。 夜になると、各家の前には雪灯籠の中にろうそくの灯りがとも...»

磐梯吾妻スカイライン

吾妻連峰を縫うように走る

磐梯吾妻スカイラインは、福島県を代表する観光道路であり、吾妻連峰を縫うように走る全長28.7kmの本格的な山岳観光ルートです。福島市西方の高湯温泉から磐梯朝日国立公園を経て土湯峠へと至るこの道は、日本初の山岳道路として1959年に開通しました。標高差約850メートルを駆け上がりながら、四季折々の大自然を楽しめることから、全国から観光客やドライバー、ツーリング愛好者が訪れています。現在は無料開放されており、気軽に訪れることができる人気スポットです。...»

御薬園

歴史と自然が織りなす、会津松平氏の美しい庭園

御薬園は、福島県会津若松市にある日本庭園であり、会津松平氏の庭園として国の名勝に指定されています。約1.7ヘクタールの敷地に心字の池を中心とした池泉式回遊庭園が広がっています。 ...»

只見線 第一只見川橋梁

只見川に架かる芸術作品のような鉄道橋

只見川を縫うように走るJR只見線は、紅葉の美しいローカル線として知られています。中でも、第一只見川橋梁は只見線を代表する景観の一つです。雄大な只見川の渓谷美と周囲の山々が織りなす四季折々の風景は、訪れる人を魅了してやみません。近年は、国内だけでなく台湾やタイをはじめとする多くの海外旅行者も訪れています。 ...»

スパリゾート ハワイアンズ

常夏リゾート!巨大な温泉テーマパークを思いっきり楽しもう

スパリゾートハワイアンズは、明るい地方の雰囲気と南太平洋の魅力が融合した、恒温28度の楽園。福島県いわき市常磐に位置する大型レジャー施設で温水プール、温泉、ホテル、ゴルフ場など多様な設備を備えています。 スリリングなプールやアクティビティ、本格的な南国のダンスショーや心地良い温泉などのエンターテイメント施設、そしてトロピカルガーデンがあります。肌に触れる素材の心地よさも感じられます。 日本初の流れるアクアリウムプールや南欧風のおしゃれな屋内スパ、ハワイの伝統的なマッサージであるロミロミ、アクアエクササイズ専用の温泉プール、江戸時代の情緒を再現した温泉施設、ゴルフコースなど、楽しみ方は自由自...»

あぶくま洞

8,000万年かけて造った大自然の造形美

石灰岩が結晶質の石灰岩へ8,000万年という歳月をかけて変成して創られた鍾乳洞。 古くから石灰岩や大理石の採掘が盛んな土地で、洞内の約600メートルの一般見学ルートには、様々な形状の鍾乳石が発達している。 天井から大きく下がる鍾乳石や床下からタケノコのように堆積してできる石筍、石柱、地下水の侵食痕も見られる。 三層に分かれる洞内で最大のホール「滝根御殿」では、クリスタルカーテンやボックスワーク、洞穴シールド(盾板状の平たい鍾乳石)、洞穴サンゴなど、ここでしか見ることのできない貴重な鍾乳石を間近に鑑賞することができる。 洞内の平均気温は14℃前後。洞内の総延長は約3,300メートル以上。...»

吾妻小富士

雪うさぎとも呼ばれる名山

吾妻小富士は、福島県福島市に位置する標高1,707メートルの美しい活火山で、その端正な姿から「雪うさぎ」とも呼ばれる名山です。吾妻連峰の一部をなし、特に春先に山肌に現れる雪形は福島市民に春の訪れを告げる風物詩として広く知られています。まるで小さな富士山のように見えることから、この愛称が生まれました。ここでは、吾妻小富士の自然、歴史、観光の魅力について詳しくご紹介いたします。...»

会津若松 鶴ヶ城

全国でも稀な赤瓦の天守閣

鶴ヶ城(つるがじょう)は、福島県会津若松市に位置する日本を代表する名城のひとつです。別名として「若松城(わかまつじょう)」や「黒川城(くろかわじょう)」、「会津城(あいづじょう)」などとも呼ばれ、地元では特に「鶴ヶ城」という名称で親しまれています。真っ白な城壁と、全国でも珍しい赤瓦の天守閣との美しいコントラストは、訪れる人々の心を惹きつける大きな魅力となっています。 ...»

白水阿弥陀堂

平安時代後期の優美な姿と歴史を誇る国宝

白水阿弥陀堂は、福島県いわき市内郷白水町広畑にある、平安時代末期建立の仏堂です。美しい曲線を描く屋根と浄土式庭園が調和した、優美な姿を見せてくれます。秋には大イチョウやモミジなどが庭園を美しく彩ります。 藤原清衡の娘・徳姫が、夫である岩城則道公の供養のために建立したといわれています。福島県内唯一の国宝建造物であり、国の史跡にも指定されている貴重な文化遺産です。 ...»

塔のへつり

大自然が生み出した奇跡の絶景

塔のへつりは、福島県南会津郡下郷町にある壮大な景勝地です。何千万年もの歳月をかけて川の浸食作用が岩を削り取り、高さ約31メートルの断崖が塔のように林立しています。その姿は圧巻で、自然が生み出した芸術作品ともいえる美しさを放ちます。 「へつり」とは、会津地方の方言で「断崖」や「急斜面」を意味します。つまり「塔のへつり」という名称は、「塔のような断崖が立ち並ぶ場所」という意味を持っています。その特異な地形と景観から、1943年(昭和18年)には国の天然記念物に指定され、今では福島県を代表する観光地のひとつとなっています。 ...»

さざえ堂

奇跡の建築と二重螺旋の神秘

さざえ堂(円通三匝堂)は、福島県会津若松市の飯盛山に位置する独特な木造建築です。その最大の特徴は、世界的にも珍しい二重螺旋構造を有している点で、参拝者は一度もすれ違うことなく上りと下りの道を巡ることができます。1796年(寛政8年)に建立され、今日では国の重要文化財に指定されています。サザエの貝殻を思わせる構造から「さざえ堂」と呼ばれ、今なお国内外の観光客を魅了し続けています。 ...»

安達太良山

四季折々の表情を見せる雄大な景色と温泉が魅力

安達太良山は、福島県中部にある活火山です。標高1700メートルで、日本百名山、新日本百名山、花の百名山、うつくしま百名山に選定されています。山頂からは、磐梯山や吾妻山、飯豊連峰などの山々を一望することができます。 ロープウェイの山頂駅からすぐの薬師岳パノラマパークは絶好の紅葉ビュースポットです。9月中旬から山頂部の紅葉が始まり、およそ10月下旬まで見頃が続きます。 ...»

浄土平

浄土平は、福島県福島市土湯温泉町鷲倉山に位置する標高1,600メートルの湿原で、磐梯吾妻スカイラインの中間地点に広がっています。磐梯朝日国立公園内に属し、一切経山や吾妻小富士、鎌沼といった山々に囲まれ、火山荒原や湿原、亜高山帯の針葉樹林が織りなす雄大な自然を楽しむことができます。 春から秋にかけては、豊かな高山植物や湿性植物を観察でき、冬には雪に覆われた静寂な世界が訪れるなど、四季折々に異なる表情を見せてくれる場所です。さらに、全国でも有数のスターウォッチングの名所として知られており、自然と宇宙を同時に体感できる貴重な観光地となっています。...»

アクアマリンふくしま

海の不思議を五感で探求する体験型の水族館

福島県にあるアクアマリンふくしまは、太平洋の特徴である「潮目」をテーマにした体験型の水族館です。海の不思議をさまざまな視点から探求します。 水族館、科学館、植物園の機能を兼ね備え、「人と地球の未来」について考える場を提供しています。 ...»

伊佐須美神社

藤の名木と薄墨桜が咲き誇る、神聖な雰囲気の古社

伊佐須美神社は、福島県大沼郡会津美里町宮林に位置する神社です。式内社(名神大社)であり、陸奥国二宮として知られています。旧社格は国幣中社で、現在は神社本庁の別表神社に列されています。 会津盆地の南縁に位置し、宮川沿いに鎮座する伊佐須美神社は、会津地方の総鎮守としての役割を果たしています。境内は広く、内部には鬱蒼とした社叢が広がっています。社殿は2008年(平成20年)の火災で焼失したため、現在は仮社殿を設けたうえで再建中です。 ...»

花見山(花見山公園)

山全体がピンク色に染まる、福島の桃源郷

花見山公園は、福島県福島市の南東部、渡利地区に位置する花の名所です。春になると山全体が淡いピンク色に染まり、まるで夢の中の景色のような「桃源郷」と称されてきました。写真家の秋山庄太郎氏が「福島に桃源郷あり」と紹介したことで全国的に有名となり、今では国内外から多くの観光客が訪れる福島を代表する観光地となっています。 ...»

霊山

気軽に楽しめる登山、ハイキング、紅葉で自然と触れ合う

霊山は、福島県伊達市と相馬市の境にそびえる標高825メートルの山であり、自然と歴史の両面で大変重要な存在です。国の名勝、日本百景、県立自然公園、そして「うつくしま百名山」に指定されており、さらに南北朝時代の城跡遺構として国の史跡にも選ばれています。四季折々の美しい景色や豊かな自然環境、加えて深い歴史的背景を併せ持つ霊山は、訪れる人々を魅了してやみません。 ...»

圓藏寺(円蔵寺)

日本三虚空蔵のひとつ、赤毛の牛「赤べこ」発祥の伝説のある古寺

圓藏寺は、福島県河沼郡柳津町にある臨済宗妙心寺派の寺院です。山号は霊巌山。本尊は虚空蔵菩薩で、虚空蔵堂は「柳津虚空蔵」として知られ、日本三虚空蔵のひとつに数えられます。丑寅年生まれの守り本尊としても知られています。 茨城県那珂郡東海村の大満虚空蔵菩薩と、千葉県鴨川市天津の能満虚空蔵菩薩と共に、日本三虚空蔵の一つに数えられています。毎年1月7日には七日堂裸まいりが行われ、多くの参拝者が訪れます。 伝承によれば、弘法大師が唐の高僧から霊木を授かり、帰国後にその木を三つに分けて海に投げ込んだところ、茨城県、千葉県、そして柳津に流れ着いたと言われています。大師はその木で虚空蔵菩薩を刻み、それを受け...»

福島県迎賓館

伝統と美しさを感じられる佇まい、伝統的和風住宅の皇族別邸

福島県迎賓館は、福島県猪苗代町にある旧高松宮翁島別邸です。この建物は、大正天皇の第3皇子・高松宮宣仁親王が、有栖川宮威仁親王妃慰子の保養のために、天鏡閣の別邸として1922年(大正11年)に建設されたもので、国の重要文化財に指定されています。慰子妃を気遣い、洋館ではなく自然の景観を庭園に見立てた純日本風の造りになっています。 ...»

土湯温泉

伝統工芸品こけし発祥の温泉郷

土湯温泉は、福島県福島市に位置する歴史ある温泉郷です。約1400年以上の歴史を誇り、吾妻・安達太良連峰の山々に囲まれた自然豊かな地に広がっています。多彩な泉質と豊富な湯量、そして郷土玩具「土湯こけし」の発祥地としても知られ、訪れる人々に温泉と文化の両面から癒しを提供しています。 ...»

二本松城・霞ヶ城公園

白虎隊の悲劇を語り継ぐ、戊辰戦争の舞台

二本松城は、福島県二本松市にある歴史的な城跡であり、別名を「霞ヶ城(かすみがじょう)」や「白旗城」とも呼ばれています。平成19年(2007年)には国の史跡に指定され、現在は「霞ヶ城公園」として整備され、市民や観光客に親しまれています。また、日本の100名城の一つであり、日本さくら名所100選にも選ばれるなど、歴史的価値と自然美を兼ね備えた名所です。 ...»

須賀川牡丹園

日本唯一の国の名勝に指定された華麗な牡丹の園

福島県須賀川市にある須賀川牡丹園は、今から250年余り前の明和3年(1766年)に薬種商であった伊藤祐倫が牡丹の根を薬用にするために栽培したのが始まりとされています。 その後、明治時代初期に柳沼家が受け継ぎ、種類や株数を増やし、現在は10ヘクタールの広大な園内に、290種7,000株もの華麗で優美な牡丹が咲き誇り、世界最大級に発展しました。昭和7年には、全国で唯一、牡丹園として国の名勝に指定されました。 ...»

飯坂温泉

湯浴み三昧!松尾芭蕉も癒された湯治場

飯坂温泉は、福島県福島市に位置する由緒ある温泉地で、日本でも最古級の歴史を誇ります。古くは2世紀頃、ヤマトタケルの伝説にも登場し、その後も「東の飯坂、西の別府」と称されるほど全国的に名を馳せてきました。松尾芭蕉や与謝野晶子など多くの文人墨客も訪れた温泉であり、今もなお多くの人々を魅了し続けています。 ...»

一切経山

一切経山は、福島県福島市と猪苗代町の境にそびえる標高1,948.8メートルの山で、吾妻連峰を構成する名峰のひとつです。今なお火山活動を続ける活火山であり、山頂部は岩礫に覆われて荒々しい姿を見せています。その一方で、周辺には高山植物が咲き誇り、季節ごとに多彩な表情を楽しめることから、観光や登山の名所として多くの人々を惹きつけています。 観光道路「磐梯吾妻スカイライン」を利用すれば、標高約1,500メートルの浄土平まで車でアクセスすることができ、初心者でも気軽に高山の雰囲気を味わえるのが魅力です。浄土平周辺には、吾妻小富士(1,705メートル)、高山(1,805メートル)、東吾妻山(1,975メ...»

四季の里 緑水苑

広さ10haに及ぶ池泉回遊式花の庭園

四季の里 緑水苑は、福島県須賀川市に広がる約10ヘクタール(3万坪)にも及ぶ広大な池泉回遊式の日本庭園です。五百川の清流沿いに整備されたこの庭園では、四季折々に咲き誇る花々や鮮やかな紅葉を楽しむことができ、訪れる人々に癒しとやすらぎを与えてくれます。 ...»

ブリティッシュヒルズ

まるで英国にタイムスリップしたような体験

ブリティッシュヒルズは、日本の福島県岩瀬郡天栄村に位置する、12世紀から18世紀の英国文化を忠実に再現したテーマパークです。語学研修施設としても利用されており、英語を学びながら、まるで英国にタイムスリップしたような体験をすることができます。 約24万m2の広大な敷地内では、イギリスの街並みが再現されており、看板や道路標識も含め、訪れる人々にイギリスの雰囲気を体感させます。マナーハウス、ゲストハウス、パブなど、様々な英国の建物があり、これらの建物は、単なる外観だけでなく、内装や家具、調度品に至るまで、当時の英国の生活様式に合わせていて、まるで歴史の教科書の中に飛び込んだような感覚を味わえます。...»

天鏡閣

明治時代の別荘で贅沢なひととき

天鏡閣の歴史と建築様式 天鏡閣は、明治41年に皇族の有栖川家の別邸として建てられた建物で、ルネサンス様式と和の折衷を巧みに取り入れた建築様式が特徴です。建物の名前は、李白の句「明湖落天鏡」に由来しています。建物は一部が3階建てで、白い板壁やバルコニーがその特徴です。 ...»

四季の里

四季折々の花や自然が楽しめる

四季の里は、福島市の南西部に位置し、広大な自然環境と文化体験が調和した農村公園です。総面積は約8ヘクタールにも及び、訪れる人々が四季折々の美しい景観を楽しめるように整備されています。園内には、西欧風建築を模したレンガ造りの建物や、色とりどりの花々が咲き誇る庭園が広がり、家族連れや観光客が年間を通じて楽しめるスポットとして親しまれています。 ...»

東北サファリパーク

東北サファリパークは、福島県二本松市に位置する東北地方を代表する観光施設のひとつです。広大な敷地に多彩な動物たちが暮らし、来園者は車に乗ったまま野生に近い姿を観察できる特別な体験を楽しめます。国内でも珍しい本格的なサファリ形式を取り入れており、家族連れから友人同士、カップルまで幅広い世代に親しまれています。 ...»

諸橋近代美術館

サルバドール・ダリの世界に浸る

諸橋近代美術館は、福島県北塩原村に位置する美術館で、スペインの天才画家サルバドール・ダリの作品を中心に展示することで知られています。1999年に開館して以来、世界有数のダリ・コレクションを有する美術館として、多くの人々に愛され続けています。館内には絵画や彫刻、版画、さらには宝飾品まで約350点の作品が収蔵されており、訪れる人々にダリの多彩な芸術の魅力を伝えています。 ...»

恵隆寺(立木観音)

日本最大級の一木造仏に願いを込める歴史ある寺院

恵隆寺は、福島県河沼郡会津坂下町にある真言宗豊山派の寺院です。山号は金塔山で、本尊は十一面千手観音菩薩です。通称は「立木観音」として知られ、会津ころり三観音の一つとしても信仰を集めています。 ...»

史跡 慧日寺跡

平安時代の初めに開かれた東北最古の寺院

慧日寺は、平安時代の初めに南都法相宗の高僧「徳一菩薩」によって開かれた寺院です。東北地方では、開基が明らかな寺院として最古のものとされています。その広大な寺跡は昭和45年に国の史跡に指定され、復元整備が進められています。平成20年には金堂と中門が復元され、さらに金堂内の展示物として薬師如来坐像が復元制作され、平成30年夏から一般公開されています。 ...»

中田観音(弘安寺)

会津の里に伝わる、娘の供養と信仰の物語

中田観音(弘安寺)は、会津三十三観音の三十番札所であり、弘安2年(1279年)に創建されたことから弘安寺と名付けられました。地域では「中田の観音さま」として親しまれています。また、「会津ころり三観音」の一つにも数えられています。本尊である十一面観音は、縁結びや安産などのご利益があるとされています。 ...»

信夫山

福島市の中心にある、古くから人々の信仰を集めてきた山

信夫山は福島県福島市の中心市街地北部に位置する山で、標高は275メートルです。この山は、福島市街を一望でき、春には花見客で賑わう福島市のシンボル的存在となっています。外周は1周7キロメートルで、これは皇居(外苑も含む)と同じ大きさです。うつくしま百名山にも選定されており、公園内での飲食が可能なため、福島市内でも人気の名所です。 ...»

法用寺

仏都会津の発祥の寺院として、歴史を色濃く残す名刹

法用寺は、福島県大沼郡会津美里町にある天台宗の寺院で、山号を雷電山、院号を妙行院と称します。本尊は十一面観音です。この寺院は「仏都会津」発祥の地として、会津仏教文化を色濃く残しており、多くの貴重な文化財を保有しています。 ...»

奥会津博物館

江戸時代の山村生活を体感できる博物館

奥会津博物館は、福島県南会津町にある博物館です。奥会津地方で数百年もの間使用されてきた5,058点もの国の重要有形民俗文化財に指定された「奥会津の山村生産用具」をはじめ、山村生産用具、約24,000点が収蔵され、当時の暮らしをリアルに知ることができます。敷地内には馬宿・染屋・猪股家・山王茶屋が移築復元され、散策しながら見学することが可能です。 ...»

いわき・ら・ら・ミュウ

小名浜港の目の前!新鮮な海鮮丼やお土産がいっぱい

いわき・ら・ら・ミュウは、小名浜港の目の前に位置し、新鮮な海鮮丼や干物などの特産品やお土産が豊富に揃った観光物産センターです。アクアマリンパーク内にあり、海の景色を眺めながら新鮮な魚介を楽しむことができます。 特に旬の魚を使った名物の海鮮丼が人気で、多くのお客さんで賑わっています。干物や名物メヒカリなど、いわきならではのお土産を購入することができるため、観光スポットとしても人気です。新鮮な海の幸を味わったり、お土産を購入したりと、美味しさと楽しさが満点の施設です。 ...»

開成山 大神宮

みちのくのお伊勢様

福島県郡山市に鎮座する開成山大神宮は、「東北のお伊勢さま」として広く親しまれている格式ある神社です。明治9年(1876年)、伊勢神宮の御分霊を奉じて創建され、以来、郡山の発展とともに歩んできました。現在では、初詣や桜まつりなどで多くの参拝客が訪れ、地域の人々の心の拠り所として大切にされています。 ...»

左下り観音

清水寺を思わせる神秘の観音堂

左下り観音は、会津三十三観音の第21番札所として知られています。福島県大沼郡会津美里町に位置する臨済宗妙心寺派の寺院「観音寺」があり、山号は左下山です。この寺院の境内から数百メートル離れた山中には、聖観音を安置する観音堂があります。この観音堂は左下り観音として広く信仰を集めています。 観音堂は江戸時代の懸造りで、その歴史は平安時代にまでさかのぼるといわれています。山の中腹にある岩を切り開いて構築された見事な三層閣のお堂です。この観音堂内には「首無し観音」が安置されています。 ...»

会津薬師寺

栄枯盛衰を乗り越え受け継がれる会津屈指の古刹

薬師寺は、福島県大沼郡会津美里町にある天台宗の寺院で、山号を醫德山と称します。本尊は薬師如来で、開基は慈覚大師円仁と伝えられています。この寺院は会津地方で最も古い寺院の一つであり、別称として「会津薬師寺」と呼ばれています。 ...»

いわき市 三崎公園

太平洋と小名浜の街を一望できるシーサイドパーク

三崎公園は、福島県いわき市小名浜に位置する公園で、小名浜港東側の海上46メートルの台地に広がっています。総面積700,000平方メートルの広大な公園で、太平洋といわき市の街並みを一望できるシーサイドパークです。マリンタワーや潮見台、バーベキュー広場、ピクニックガーデンなど、様々な施設が充実しています。 公園周辺には観光物産館「いわき・ら・ら・ミュウ」や水族館「アクアマリンふくしま」などが立地していることもあり、辺り一帯は福島県内屈指の観光スポットとなっています。 ...»

花ももの里

世界中の花桃が咲き誇る桃源郷

花ももの里は、福島県福島市飯坂町にある公園で、春には色とりどりの花桃が咲き誇る人気観光スポットです。ここでは、世界中から集められた40品種、約300本もの花桃が栽培されており、4月上旬から下旬にかけて鮮やかな景色を楽しむことができます。その光景はまるで桃源郷のようで、訪れる人々を魅了してやみません。 ...»

飯野八幡宮

勇壮な流鏑馬神事、神聖な神輿渡御、伝統の八十八膳献饌

飯野八幡宮は、福島県いわき市平に鎮座する歴史ある八幡宮で、旧社格は県社です。社家は伊賀氏の庶流である飯野氏が務めています。毎年9月14日と15日に盛大に行われる例大祭が有名です。特に注目されるのが流鏑馬神事です。この行事は平安時代から続く古式豊かなもので、現在の競馬に似た形で行われ、縁起物として扇子や生姜が撒かれます。そのため、別名「生姜祭り」とも呼ばれています。国の重要無形民俗文化財にも指定されており、多くの見物客を魅了しています。 ...»

南湖公園

歴史と自然が織りなす日本最古の公園

南湖公園は、福島県白河市にある都市公園(風致公園)で、1801年に白河藩主・松平定信(楽翁公)が築造した、日本最古の公園とされています。松平定信は「士民共楽」の理念のもと、身分の差を超えて誰もが楽しめる場所とし南湖を造りました。 当時の庭園は城内や大名屋敷内などに造られ、庶民は立ち入ることができませんでしたが、垣根がなく、いつでも誰でも訪れることができる革新的なものでした。 四季折々の景観 湖畔には吉野桜、松、嵐山の楓などが移植され、春の桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々の美しい風景が楽しめます。那須連峰や関山を背景に、200年以上経った今でもその美しさを保ち続けています。 ...»

白河小峰城

丘陵にあった奥州関門の名城

奥州関門の名城と謳われた小峰城は、結城親朝が14世紀中頃に小峰ケ岡に城を構えたのがはじまりとされ、江戸時代の初代藩主・丹羽長重公が4年の歳月をかけて完成(1632年)させた梯郭式の平山城です。 以後、松平定信公をはじめ7家21代の城主が居城しましたが、1868年に戊辰戦争で焼失した。 平成3年に三重櫓、平成6年に前御門が史実に基づき忠実に復元されました。復元に使用された杉材は戊辰の役の激戦地・稲荷山のもので、床板や柱には当時の弾痕がそのまま残っています。 江戸時代の寛永9年(1632)に丹羽長重が大改修した奥州関門の名城です。美しい石垣と端整な三重櫓の城は戊辰戦争の際に多くが焼失しました...»

いわきマリンタワー

360度のパノラマで、太平洋といわき市街を一望

いわきマリンタワーは、小名浜港東端の岬、海上46メートルの台地に広がる総面積700,000㎡の三崎公園の一角に立つ、塔屋59.99メートルの展望塔です。 ...»

郡山カルチャーパーク

夢の国にワクワク

遊園地「ドリームランド」と、貸会議室や体育館がある「カルチャーセンター」、夏季のみオープンの「プール」、15歳までのお子様と保護者様が無料で利用できる「屋内子どもの遊び場」の複合施設からなる総合公園です。 ドリームランドでは、土・日・祝日に、定額の料金で11機種のアトラクションが乗り放題になるフリーパス券を販売しています。(冬季間を除く) 雨の場合でも、約2,500㎡の人工芝が広がる屋内子どもの遊び場では、備え付けの遊具で思いっきり体を動かすことができます。 夏季には、ウォータースライダーや流れるプールが人気のレジャープールもオープンします。 ドリームランド 福島県郡山市の郡山カルチ...»

いわき市フラワーセンター

四季折々の花と緑に包まれる、癒しの楽園

福島県いわき市に位置するいわき市フラワーセンターは、約26万平方メートルの広大な敷地に約600種類・5万本の植物が植えられた、自然と花々が織りなす植物園です。JRいわき駅から北東へ約6km、石森山の中腹にあり、アクセスも良好です。 春は桜、夏はアジサイ、秋は紅葉、冬は椿と、四季折々の美しい花々が訪れる人々を魅了します。特に温室では、熱帯植物を間近で観察でき、まるで南国を訪れたような気分を味わえます。 ...»

いわき市 アンモナイトセンター

化石の宝庫、8900万年前のロマンを体感しよう

福島県いわき市にあるアンモナイトセンターは、約8900万年前の地層をそのまま建物で覆ったユニークな博物館です。館内には、当時の海に棲息していたアンモナイトやサメなどの化石が多数展示されています。また、屋外体験発掘場では、実際にハンマーを使って化石を発掘することもできます。 ...»

福島県立美術館

緑ゆたかな環境で日本と世界の名作を鑑賞

福島県立美術館は、福島市の市街地からほど近い信夫山(しのぶやま)のふもとに位置する県立の美術館です。緑豊かな自然に囲まれた環境の中で、日本および世界の名作を鑑賞することができ、文化・芸術を愛する多くの人々に親しまれています。信夫山は桜の名所としても有名で、市民の憩いの場となっており、美術館とあわせて訪れることで自然と芸術の両方を堪能することができます。 ...»

中津川渓谷

中津川渓谷は、福島県の裏磐梯地域に位置し、秋元湖へと注ぐ清流・中津川が形づくる壮大な自然景観を誇る渓谷です。約10キロにわたって滝や急流、大絶壁、原生林が続き、そのスケールと秘境感あふれる雰囲気から、訪れる人々を魅了し続けています。四季折々の景観が美しく、春の山桜、夏の新緑、秋の紅葉、そして冬の静寂に包まれる姿と、一年を通じて多彩な自然美を堪能できるのが大きな特徴です。 渓谷の地形と自然の特徴 中津川渓谷は、長い年月をかけて川の流れが岩を削り出したことで形成された壮大な地形が魅力です。灰色の岩肌が露出した大絶壁や、清らかな水が勢いよく流れる急流、そして豊かな原生林が一体となり、訪れる人に圧...»

リカちゃんキャッスル

リカちゃんに変身できちゃうお城

女の子のアイドル「リカちゃん」の全てが分かるオープンファクトリー&博物館。製造している工場の見学や、初代から現代まで「リカちゃん」展示ゾーンがある夢のお城です。自分でコーディネートしたオリジナルリカちゃんを作ることができます。 1967年の発売以来、たくさんの少女たちに愛され続けている「リカちゃん」。大人も子供もリカちゃんへの想いでいっぱいになる場所、それが「リカちゃんキャッスル」。 1993年にオープンファクトリーを備えたテーマパークとして開設され、「リカちゃん」のすべてがわかる歴史資料や特別限定品などの展示、家族で楽しめるイベントなども開催されています。 無料でなりきりドレス...»

いわき市 石炭・化石館 ほるる

ダイナミックな化石と炭鉱の歴史が息づく世界

いわき市内で発掘された化石群やフタバスズキリュウなどの大型骨格標本を、ダイナミックな空間で見学できる施設です。また、常磐炭田が繁栄した当時から現代までの採炭の歴史や炭鉱の生活も再現されています。 フタバスズキリュウのお出迎え エントランスを入ると、まず目に飛び込んでくるのが、いわき市で見つかったフタバスズキリュウの全身復元骨格標本です。これは2006年に高校生によって発見されたもので、日本の古生物研究史に残る貴重な化石として知られています。 貴重な化石展示 化石展示室では、世界的にも大変貴重な化石が展示されているほか、今にも動き出しそうな多彩な化石が音と照明も工夫を凝らしてダイナミック...»

世界のガラス館

至高の美と煌めきが満ちる、幻想的なガラスの世界

世界最高級の輝きを保ち続けるボヘミアガラスをはじめ、ヨーロッパ各国から代表的な逸品を贅沢に集めた「世界のガラス館」は、磐梯山のふもと・猪苗代湖畔に位置しています。大自然と調和した美しく透明で温もりさえ感じるこのアミューズメントパークは、訪れる人々を幻想的なガラスの世界へと誘います。 日本最大のガラス専門ギャラリー 「世界のガラス館」では、世界中の手作りガラス製品を一堂に集めています。直輸入品からオリジナル商品まで、厳選された2万5000点以上のアイテムが展示されています。多数のガラス製品が織り成す神秘的で美しい空間は、訪れる人々に感動を与えます。 多種多様なガラス製品 館内では、グラス...»

猪苗代湖

四季折々の景色が広がる絶景の湖

猪苗代湖は、福島県のほぼ中央に位置し、会津若松市・郡山市・猪苗代町にまたがる日本第4位の面積を誇る大きな湖です。その広さは約100㎢に及び、まるで海のような雄大さを感じさせる景観が広がっています。透明度の高い湖水から「天鏡湖(てんきょうこ)」とも呼ばれ、日本百景にも選ばれるほどの美しさを誇ります。四季折々に表情を変える自然や、湖周辺に点在する歴史・文化施設が相まって、多彩な魅力を持つ観光地として多くの人々を惹きつけています。 湖の成り立ちと地理的特徴 猪苗代湖は約40万年前の地殻変動や火山活動によって誕生したとされます。特に磐梯山の噴火による火砕流が湖の形成に大きく関わっており、壮大な自然...»

茶室 麟閣

千利休のゆかりの茶室で一服

鶴ヶ城公園内にあるお茶室で、千利休の恩師である会津藩主蒲生氏郷が、利休の子である少庵を会津に招き、茶道の振興のために建てました。 明治7年に鶴ヶ城が解体される際、石州流怡渓派の森川善兵衛が政府に願い出て茶室を自宅に移築し、保存していましたが、平成2年に元の場所である鶴ヶ城内に移築・復元されました。 茶室麟閣では、庭園の四季を楽しみながらお抹茶を味わうことができます。 鶴ヶ城公園(若松城・黒川城)は、1384年に東黒川館が築城されたことから始まりました。 伊達正宗、豊臣秀吉、徳川家康との関わりを経て、1868年の戊辰戦争の会津戦争では、1ヵ月もの間、新政府の攻勢に耐え抜いたことから、難攻...»

会津武家屋敷

見て、体験し、歴史を学べる感動ミュージアム

復元された家老屋敷を中心に、江戸時代の建物や中畑陣屋が移築されています。さらに、会津歴史資料館もあります。 会津藩家老・西郷頼母邸を中心に移築、復元された建物が集う、まさに歴史のテーマパーク。広大な敷地内に、家老屋敷のほか、江戸時代の代官所を移築復元した「旧中畑陣屋」、鶴ヶ城本丸内にある茶室「麟閣」を復元した「嶺南庵麟閣」などの歴史的な建物が並びます。 当時の生活や戊辰戦争時の様子を学ぶことができる資料館が併設されているほか、12月中旬~4月上旬頃の冬季期間は家老屋敷の内部を見ることができます。 手作り体験館では赤ベコの絵付けやガラスの絵彫り体験ができるほか、当時の衣装を着て記念写真が撮...»

会津若松・七日町通り

蔵が建ち並ぶ大正浪漫を感じるノスタルジックな通り

毎月7日に市が開かれることからその名が付けられた町で、藩政時代には城下町の中心である大町四ツ角を中心に、会津五街道のうち日光、越後、米沢街道の主要道路が通っていました。 城下の西の玄関口として栄え、問屋や旅籠、料理屋が軒を連ねていました。 JR七日町駅から野口英世青春通りまで約700メートル続くのが七日町通りです。この通りに足を踏み入れると、20世紀初めのレトロな建物が立ち並び、まるでタイムスリップしたかのような雰囲気に包まれます。 七日町通りには、絵ろうそくや会津塗、会津木綿などの伝統工芸品を扱うお店がたくさんあり、会津の伝統文化を感じながら散策を楽しむことができます。 さまざまなデ...»

末廣酒造 嘉永蔵

ガイド付きで杜氏による酒造りの酒蔵見学

末廣酒造の嘉永蔵では、造り酒屋の6つの酒蔵と木造3階建ての住居を見学することができます。見学や試飲は無料で行われています。また、併設されている喫茶「杏」では、酒の仕込み水で入れたコーヒーなども楽しむことができます。 創業は1850年、江戸幕府も末期となり時代が変わりつつあった嘉永3年です。 明治時代には福島県で初めて杜氏による酒造りが実現しました。 大正時代には山廃造りの創始者である嘉儀金一郎氏が「山廃造り」の試験醸造を行い、その技術は現在まで受け継がれています。 この酒蔵は、レトロなお店が多く並ぶ七日町にあり、木造の酒蔵で歴史を感じることができます。 建物は明治後半から大正時代に建...»

會津藩校 日新館

多くの優秀な人材を輩出した全国屈指の名門藩校

日新館は会津藩の藩校であり、多くの人材を輩出し、白虎隊など戊辰戦争やその後の時代に活躍した人々を輩出しました。 日新館は1798年(寛政10年)に会津藩の家老である田中玄宰の進言によって計画されました。 天明の大飢饉の時、会津藩でも多くの問題が生じました。その解決策として、田中玄宰は5代藩主・松平容頌に対し、藩政改革を進言しました。この改革の中心には、教育の振興があり、それが日新館の設立のきっかけとなりました。 会津藩士の子弟は10歳になると日新館に入学し、論語などの素読だけでなく、医学や書学、弓術、砲術、刀術、水練(よろいかぶとを身に着けたまま泳ぐ練習)などを学びました。日新館には日本...»

磐梯熱海温泉

南北朝の時代の萩姫伝説に由来する美肌の湯

名湯百選にも選ばれていて、磐越三美人湯としても有名です。猪苗代湖や磐梯山などの人気の観光スポットに近く、多くの人々が訪れる温泉地です。 和風旅館がたくさんあり、町全体が静かな雰囲気を漂わせています。 泉質はアルカリ性単純泉で、美肌の湯としても知られています。肌の角質を溶かす作用があり、シミやソバカスにも効果があると言われているので、美容に興味のある人にもおすすめです。 熱海の街を散策すれば、鮮やかなミューラルアートが街中に点在しており、アートの世界に触れることができます。 また、少し足を延ばして「ケヤキの森」へ行くと、50本以上の巨大なケヤキが集まっている遊歩道があります。緑が茂り、小...»

鳥追観音(如法寺)

会津西方浄土の霊場、1200年の歴史と隠れ三猿

如法寺は、福島県耶麻郡西会津町野沢字如法寺に位置し、真言宗室生寺派の寺院です。山号は金剛山、本尊は聖観世音菩薩であり、「鳥追観音」の名でも知られています。この寺は会津ころり三観音の一つとして、老若男女から厚い信仰を集めています。 ...»

日本きもの文化美術館

花魁の着物も!珍しいアンティーク着物コレクション

日本きもの文化美術館では、江戸時代から昭和初期までの昔ながらの着物(アンティーク着物)を中心に展示しています。 所蔵している着物は約3000点あり、常時約60点が展示されており、花魁道中着など貴重な着物も多く見ることができます。 年に3回、特別企画展が開催され、そのテーマに合わせた着物も展示されます。さらに、化粧道具やかんざしといったアイテムも幅広く展示されており、当時の衣装や装飾品に関連する道具も充実しています。 美術館内には、昭和初期の家具や玩具が集められた「昭和のくらし館」やカフェも併設されています。 江戸時代から昭和初期までの「昔きもの」(アンティーク着物)を中心に展示していま...»

いわき湯本温泉

日本三大古泉と呼ばれる名湯

福島県いわき市にある「いわき湯本温泉」は、伊予国道後温泉、摂津国有馬温泉とともに日本の三古泉として知られる歴史ある温泉地です。 1000年以上の歴史を持ち、古くは「佐波古温泉」と呼ばれていました。奈良時代の文献にも記載されており、その長い歴史の中で多くの旅人や湯治客に愛されてきた温泉地です。 中世には戦国大名も多く訪れ、江戸時代には文人墨客も絶えないなど、時代を超えて人々を魅了し続けてきました。 ...»

塩屋埼灯台

太平洋の絶景を満喫できる、美しい白亜の灯台

塩屋埼灯台は、福島県いわき市平薄磯に位置する、白砂青松の美しい海浜が連なっている「いわき七浜」海岸線の真ん中に突き出た岬に立つ美しい白亜の灯台です。 全国でも珍しく登ることができる灯台で、太平洋の絶景を楽しむことができます。地元では「豊間の灯台」とも呼ばれ、立地と、白亜の美しい外観から「日本の灯台50選」にも選ばれています。 周辺は、磐城海岸県立自然公園に指定され、太平洋に臨んで、北に薄磯海岸、南に豊間海岸と海水浴の適地に恵まれ、マリンスポーツファンにも人気があります。 ...»

子鍬倉神社

家族の絆を深める衣食住の神様

子鍬倉神社は、福島県いわき市平揚土に位置する由緒ある神社です。式内小社であり、旧社格は県社に分類されます。 ...»

道の駅 羽鳥湖高原

多彩なアクティビティが楽しめる高原リゾートの観光拠点

道の駅 羽鳥湖高原は、福島県岩瀬郡天栄村にある福島県道37号白河羽鳥線の道の駅です。愛称は「羽鳥湖ふれあい広場」です。この道の駅は、天栄村の地元特産品が豊富に取り揃えられており、羽鳥湖高原の観光拠点として多くの観光資源と宿泊施設を提供しています。 ...»

柳津温泉

霊泉と歴史が織りなす、心癒しの温泉街

柳津温泉は、福島県河沼郡柳津町に位置し、福満虚空蔵菩薩圓藏寺の境内から引き湯をしています。そのため「霊泉」とも称されています。かつて圓藏寺を中心に宿坊が軒を連ねていたこの地は、温泉旅館としてその姿を残し、往時の面影を色濃く伝えています。 只見川と一体化した風情 柳津温泉は、只見川沿いに温泉街が広がる風情ある場所です。日本三大虚空蔵尊のひとつである福満虚空蔵尊がある円蔵寺をはじめ、只見川のウグイの群生地である魚淵など、自然豊かな景観も魅力です。 柳津温泉の歴史 柳津は、福満虚空蔵尊 圓藏寺を中心に発展した門前町です。もともとこの地域には宿坊が軒を連ねていましたが、現在では温泉旅館に姿を変...»

御倉邸(御倉町地区公園)

懐かしい雰囲気を今に残す和風建築と日本庭園

御倉邸は、福島市御倉町に位置する公園で、昭和2年に建てられた純和風建築の旧日本銀行支店長役宅です。平成12年に福島市によって取得され、市民に開放されています。 ...»

薄磯海水浴場

日本の渚百選にも選ばれた、美しい白砂の海岸

薄磯海水浴場は、福島県いわき市平薄磯に位置する美しい白砂の海岸です。塩屋埼灯台の北側に広がるこの海岸は、いわき市の代表的な名所として家族連れや若い人々に人気があります。美しい砂浜と透明度の高い海は「日本の渚百選」にも選ばれており、その魅力は多くの観光客を引き寄せています。 ...»

羽鳥ダム・羽鳥湖

人々の暮らしを支える水源と高原リゾート

福島県岩瀬郡天栄村に位置する羽鳥ダムは、阿賀野川水系鶴沼川をせき止め、阿武隈川水系に水を供給することで、周辺地域の農業を支える重要な役割を担っています。周囲16km、最大水深31.2mのアースダムとしては日本屈指の規模を誇り、そのダム湖である羽鳥湖は、豊かな自然とレジャー施設が充実した人気の観光スポットとなっています。その美しい風景から「ダム湖百選」にも選ばれています。 ...»

福島稲荷神社

福島稲荷神社は、福島県福島市宮町にある神社です。福島旧城下町の総鎮守であり、旧福島町を氏子範囲としています。福島中心市街地に立地し、大祭や初詣で多くの市民が訪れる人気の場所です。「御神狐」と呼ばれる狐の木造があり、多くの人々に親しまれています。 ...»

岩瀬湯本温泉

古くから湯治場として親しまれる茅葺き屋根の旅館

岩瀬湯本温泉は、福島県岩瀬郡天栄村にある歴史ある温泉地です。この温泉は、9世紀の初め頃、嵯峨天皇の病気を治すために発見されたと伝えられており、その発見には最澄や空海との関わりもあったと言われています。湯治場として利用されてきた岩瀬湯本温泉には、ひっそりと立ち並ぶ茅葺き屋根の温泉宿があり、昔ながらの風情と素朴な懐かしさを今に伝えています。 ...»

心清水八幡神社

長い歴史と共に中世会津の記録を伝える会津の総鎮守

心清水八幡神社は、福島県河沼郡会津坂下町塔寺に位置する神社で、塔寺八幡宮とも呼ばれています。高寺山の南東にあり、道路を挟んだ東隣には恵隆寺(立木観音堂)があります。中世会津の世情や文化が記された国の重要文化財『塔寺八幡宮長帳』を今に伝えるこの神社は、地域の歴史と文化の重要な一部となっています。 歴史と由来 この神社の由来は、天喜3年(1055年)の6月、源 頼義(みなもとのよりよし)・義家(よしいえ)公が奥州(東北)を征伐する際、京都の石清水八幡から分霊を受けてこの地に祀り、戦勝を祈ったのがはじまりだと伝えられています。その2年後、奥州征伐が終了したのちに義家公は社殿を建てました。 当時...»

福島市浄土平天文台

福島市浄土平天文台は、福島県福島市土湯温泉町に位置する公開天文台です。磐梯朝日国立公園内の標高1,600メートルという高地に建てられており、一般に公開されている天文台としては日本で最も高い場所にあることで知られています。磐梯吾妻スカイラインの通行可能期間であるおおむね4月から11月上旬までの季節限定で訪れることができ、自然と星空を同時に楽しめる人気のスポットとなっています。...»

アンナ ガーデン

四季折々の美しい景色を眺めながら優雅なひとときを

アンナガーデンは、福島県福島市、吾妻連峰の山麓に広がる、カフェ、展示館、輸入家具やアクセサリーを扱うセレクトショップなど、多彩な施設が軒を連ねる観光スポットです。中心には「吾妻高原 聖アンナ教会」があり、四季折々の美しい景色を眺めながら、ショッピングやグルメ、文化体験などを楽しむことができます。...»

二岐温泉

標高800メートルの山中にあり、江戸時代には隠し湯とされた秘湯

二岐温泉は、福島県岩瀬郡天栄村に位置する温泉地で、その歴史は1200年以上にわたります。天栄村の中心部から車で約30分ほど山間に入ったところにあり、新緑のブナ林に覆われた急峻な山間部に位置し、秘湯として知られています。田園地帯を抜け、羽鳥湖高原からさらに山間部に入ると、小さな温泉郷が姿を現します。この温泉地は、つげ義春の漫画『二岐渓谷』の舞台としても有名です。自然と一体化した至福の岩風呂を楽しむことができる温泉地です。 ...»

木幡山 隠津島神社

山全域が境内、三女神が見守る縁むすびの神社

隠津島神社は、福島県二本松市木幡に鎮座する神社です。かつては弁才(財)天宮と称しており、現在も「木幡の弁天様」として親しまれています。12月に行われる木幡の幡祭りが日本の重要無形民俗文化財に指定されています。旧社格は県社です。 ...»

福島市 写真美術館(花の写真館)

花の写真館で日本の美しさに浸る

福島市写真美術館は、福島県福島市に位置する、主に写真を展示することを目的とした美術館です。別名「花の写真館」で、花の写真を中心に展示されています。2003年(平成15年)、福島市中心部の信夫山の麓に開館しました。...»

中野不動尊

日本三大不動尊の一つ、歴史と霊験あふれる寺院

中野不動尊は福島県福島市飯坂町中野に位置する曹洞宗の寺院です。正式には中野山大正寺と称され、福井県の曹洞宗大本山永平寺の直末寺でもあります。この寺院は、日本三大不動尊の一つに数えられ、「中野のお不動様」として古くから信仰を集めています。日本における六三除けの祈祷の発祥の地とも伝えられています。 ...»

福島市 小鳥の森

都会のオアシスで自然と野鳥を楽しむ

福島市小鳥の森は、阿武隈川に面した丘陵部に位置し、約52ヘクタールの里山です。標高60~250mの低山地には、コナラを中心とする雑木林やアカマツが広がっています。かつては薪炭林として活用されていた歴史もあります。クヌギやコナラなどの広葉樹に覆われており、福島市のバードウォッチング文化の拠点となっています。 園内には総延長約6kmの3つの散策コースがあり、自然の中で小鳥の声を聞きながらの散策に最適です。福島県鳥のキビタキや福島市鳥のシジュウカラをはじめとした多数の小鳥や、池や沼には多数の水棲生物が生息しています。鳥や昆虫だけでなく、樹木や草花の観察もできるため、市内の学校の校外学習にもよく利用...»

いわき回廊美術館

桜とアートが融合した回廊の高台にはツリーブランコ

いわき回廊美術館は、福島県いわき市平中神谷地曾作7にある現代美術館です。略称はSMoCA(スモカ)で、正式名称は「スネーク・ミュージアム・オブ・コンテンポラリーアート(Snake Museum of Contemporary Art)」です。2013年4月28日に開館し、約99mの回廊に様々な現代アート作品が展示されています。 ...»

UFOの里

宇宙と自然を満喫

UFOの里は、福島県福島市飯野町青木に位置するUFOに関する多目的公共施設および千貫森周辺の公園です。この地域は、UFOの目撃例が多いことで知られ、観光地としても人気があります。 ...»

福島縣護國神社(福島県護国神社)

福島縣護國神社は、福島県福島市の中心部北側に位置する信夫山(しのぶやま)の山麓に鎮座する神社です。戊辰戦争から第二次世界大戦までの殉国者、約6万8千5百余柱を祀っており、地域の人々にとっては英霊を慰霊する場であるとともに、心の拠り所となっている場所です。境内は落ち着いた雰囲気を持ち、福島市の歴史と共に歩んできた神社として、今なお多くの参拝者が訪れています。 ...»

喜多方ラーメン

県外からもラーメン目当ての観光客が訪れる元祖ご当地ラーメン

喜多方ラーメンとは、福島県喜多方市発祥のご当地ラーメン(ご当地グルメ)で、今では日本人の国民食となったラーメン。全国各地には、その地域の風土や食文化をいかしたご当地ラーメンがありますが、福島県喜多方市の「喜多方ラーメン」は、その中でも高い知名度があります。 店舗数と人気 2006年(平成18年)1月の市町村合併前の旧喜多方市では、人口37,000人あまりに対し120軒ほどのラーメン店があり、対人口比の店舗数では日本一でありました。喜多方ラーメンは、札幌ラーメン、博多ラーメンと並んで日本三大ラーメンの一つに数えられています。 特徴 喜多方ラーメンと呼ばれるものでも、その味わいは店舗によっ...»

なみえ焼そば

極太麺と濃厚ソースが特徴の、福島県浪江町のソウルフード

安くておいしい!ボリューム満点の浪江焼そば 福島県東部、海沿いの町・浪江町で生まれた極太焼そば「なみえ焼そば」は、約50年前に考案された町民のソウルフードです。 通常の麺の約3倍(2~4ミリ)もある極太麺に、こってりと濃厚なソースを絡めた、ボリューム満点の一品です。具材はモヤシと豚肉のみとシンプルですが、食べ応えがあり、地元の人々に親しまれています。 シンプルだからこそ奥深い味わい なみえ焼そばは、シンプルなだけに味を極めるのが難しい料理です。 吟味された食材を使い、「仕込み」、「焼き」、「盛り付け」、「接客」など、多くの経験と技術を積み重ねることで、本来の旨みを引き出すことができま...»

アンコウのどぶ汁

海のフォアグラ「あん肝」でつくる、福島県の絶品郷土鍋

漁師料理の起源 福島県南部の浜通り地方に伝わる漁師料理で、漁師たちが船の上で食べていたと伝わります。 福島県南部の浜通り地方に伝わる漁師料理「アンコウのどぶ汁」。漁師たちが船上で水を使わずにアンコウと野菜から出る水分だけで作っていたのが始まりとされています。 アンコウは「東のアンコウ、西のフグ」と称される高級魚ですが、昔はたくさんのアンコウがとれました。漁師たちはアンコウと野菜から出る水分だけで作ったどぶ汁を食べて体を温めていたそうです。 旬となる冬を迎えると、飲食店にアンコウが並び、さまざまな料理で親しまれています。野菜とアンコウの水分だけでつくるどぶ汁は栄養価が高く低カロリー、水を...»

会津 わっぱ飯

木の香りとともに味わう、山菜たっぷり伝統の郷土料理

円筒形お弁当箱に、山菜たっぷりの蒸しご飯として知られる会津 わっぱ飯は、スギやヒノキなどの薄板を曲げて作られた円筒形の箱“曲げわっぱ”を使用した伝統的な郷土料理です。会津地方では昔から、山仕事の際に“曲げわっぱ”を弁当箱として使用する風習があり、それがわっぱ飯のルーツとなったといわれています。 わっぱ飯(輪箱飯)は、“曲げわっぱ”にだしで炊いたご飯を盛り、その上に甘辛く煮付けたぜんまいなどの山菜と、しいたけ、れんこん、サケの切り身などをのせて“曲げわっぱ”ごと蒸しあげることで完成します。ご飯と具をかき混ぜて食べれば、口のなかで素朴ながらもしっかりとした味わいが広がり、美味しさが楽しめます。 ...»

いか にんじん

ニンジンとスルメを使った、サラダ感覚の伝統的な漬物

いかにんじんは、多くの人たちに愛され食べ継がれてきた、福島地方の郷土料理です。ニンジンとスルメを使ったサラダ感覚の漬物で、家庭ごとに作り方も味も異なります。近年は北海道の松前漬けの影響を受け、昆布や数の子を入れる場合もあります。 初冬に出回る長にんじんを使用し、長期間保存するために冬期のみ各家庭で作られていましたが、近年は一年中にんじんが出回るようになり、各家庭に冷蔵庫が普及したため、一年を通して食べられるようになりました。また、福島市内の漬物会社でも製品として作るようになり、市内のスーパーマーケットなどで販売されています。...»

白河ラーメン

コシのある手打ち麺と深いコクのスープのご当地ラーメン

コシのある手打ち縮れ麺とコクの深い醤油スープが相性抜群の白河ラーメンは、福島県白河市を中心に供されるご当地ラーメンです。白河ラーメンは心地よい歯ごたえの手打ち縮れ麺が、味わい深い醤油のスープに絡み合い、絶妙な風味を描くのが特徴です。市内には約100軒ものラーメン店があり、それぞれの店主がこだわりの味を追求し、白河のラーメン文化を築いています。 白河ラーメンの歴史 白河ラーメンの歴史は、大正時代にまでさかのぼります。白河で最初のラーメン店(当時は支那そばとワンタン)は、手打ち麺の醤油味が特徴で、その縮れ麺とスープの製法は現在の白河ラーメンと似ています。この店が白河ラーメンのルーツの一つとされ...»

会津そば

伝統と文化が息づく、香り高くのどごし良いそば

祝いごとには欠かせない”ハレの日の振舞料理”。食べ方も多彩として知られる会津そばは、会津地方で長く親しまれてきた伝統的な料理です。会津地方は昼夜の温度差が大きく、空気が澄んだ山間部であり、適度な日照時間というそば作りに適した条件を満たしています。そのため、会津地方では昔からそばが広く食されてきました。 そばは単なる米の代用食ではなく、特別な日に振る舞われる”ハレの日の料理”としても重要です。婚礼時には山鳥とごぼうでとった出汁で食べる”祝言そば”や、湧き水に浸して食べる”水そば”、布を裁つ様にそばを切る”裁ちそば”など、さまざまな食べ方が存在します。 会津では、行政やJA、そば店や製麺業者な...»

福島県産 あんこう

いわき沖産の最高級ブランド!あん肝の濃厚な味わいが絶品

福島県いわき沖で獲れるあんこうは、全国でも最高級のブランドとして知られています。あんこうは「捨てるところがない魚」と言われるほど、全身が食用に利用できます。特に、あん肝は「海のフォアグラ」と呼ばれ、濃厚な味わいと豊富な栄養価で人気です。 冬の福島を彩る、あんこう料理 福島県では、あんこう鍋やあんこうのどぶ汁、あん肝ポン酢など、様々なあんこう料理が楽しめます。 あんこう鍋: あんこうの身、野菜、豆腐などを味噌で煮込んだ鍋料理です。あんこうの旨味が溶け込んだスープは絶品です。 あんこうのどぶ汁: あんこうの肝をベースにした鍋料理です。濃厚な味わいで、お酒のおつまみにもおすすめです。 ...»

会津若松 ソースカツ丼

サクサクとんかつと絶品ソースの相性抜群!千切りキャベツも◎

会津若松のソースカツ丼は、ご飯の上に千切りキャベツを敷き、その上にソースに浸したとんかつをのせるという、シンプルかつ庶民的な料理です。とんかつには主にロースが用いられますが、ヒレが使われる場合もあります。サクサクの衣とジューシーなとんかつ、そして濃厚なソースの三位一体が織りなす味わいは、まさに絶品です。 ...»

にしんの山椒漬け

会津地方の智恵の保存食

にしんの山椒漬けは、福島県会津地方で古くから親しまれてきた保存食で、身欠きニシンを山椒の葉とともに醤油や酢、酒で漬け込んだ料理です。山椒のさわやかな香りがニシン特有の臭みを和らげ、風味豊かに仕上がることから、今も家庭の味として受け継がれています。日本酒の肴としても人気が高く、会津の食文化を象徴する一品といえるでしょう。 ...»

ふくしま餃子

野菜たっぷりヘルシーな福島名物のソウルフード

20~30個ペロッと食べられちゃう、野菜たっぷりヘルシー餃子として知られるふくしま餃子は、福島市で長い歴史を持つ人気の餃子です。福島市には40、50年の歴史がある餃子店が多くあり、戦災の被害が少なかったため、満州からの引き上げ者や復員してきた人々が闇市で飲食業を始めた歴史があります。 昭和28年創業の「満腹」が元祖といわれており、丸い皿に放射状に盛り付けた「円盤餃子」のスタイルが特徴です。あまり油を使わずに焼き上げ、餡は「野菜(主に白菜)7割・肉3割」が基本です。焼きたての円盤餃子はサクッとした歯ざわりで、白菜の甘い香りと肉汁が口いっぱいに広がります。 ...»

こづゆ

温かいもてなしを体現する、見た目も華やかで味わい深い一品

会津人のもてなしの心が詰まったこづゆは、豆麩、ニンジン、サトイモ、糸こんにゃく、きくらげ、青物野菜などを干し貝柱で取っただし汁で煮込み、朱塗りの椀に盛る、会津地方を代表する郷土料理です。会津藩のごちそう料理として生まれ、今も祝いごとには欠かせない料理です。 こづゆは干し貝柱のだし汁がベースとなり、上品で奥深い味わいです。具材はの下ごしらえが丁寧に行われ、素材本来の味を生かした優しい味わいが楽しめます。 歴史と由来 こづゆの起源は、江戸時代後期から明治時代初期にかけて会津の武家料理として広まりました。会津藩の砲術師範を父に持つ、大河ドラマの主人公にもなった新島八重も食べていたと伝わります。...»

福島牛

風味豊かでまろやかな味わい、良質の霜降りをもつ牛肉の傑作

風味豊かでまろやかな味わい。色鮮やかで良質の霜降りをもち、牛肉の傑作。つくる人の愛と情熱があふれるほどに注がれ、伸びやかに育った牛。徹底した安全管理体制のもとで飼育されており、すべての牛を対象にBSE検査を受けており、安心。福島県はもともとは馬産地だったので、肉用牛の生産頭数は全国でもトップクラスでも高品質とは言い難かった。しかし、他県より購入した鳥取系黒毛和種種雄牛を基礎雌牛に指定交配し「東平茂号」が生まれ、その後も数十年の歳月を費やした結果、質の高い「銘柄 福島牛」が生産可能になったである。...»

会津の桜肉

美しい桜色とヘルシーさが魅力の馬刺し

会津の馬肉は、その美しい赤身の桜色が特徴で「桜肉」と呼ばれています。ヘルシーで美味しいことから多くの人々に愛されています。会津若松は白虎隊の哀史で有名な場所であり、奥羽山脈と阿武隈高地に囲まれた盆地に位置しています。ここは東北馬刺文化の発祥の地ともいわれており、桜肉はその美しい赤身と鮮やかな霜降りからその名が付けられました。 ...»

会津 身不知柿

しみいるような甘さで、外観も美しく、多汁で滑らかな舌触りの柿

渋柿を焼酎で脱渋した柿。渋抜きにはいろいろな方法があるが、昔の会津人は焼酎を選んだ。酒蔵が多い会津だから焼酎が手に入りやすかったのかも知れない。今では秋になると、地元の酒蔵が身不知柿用に作っている焼酎がスーパーでも売られている。脱渋後は甘柿では味わえない、しみいるような甘さで、外観も美しく多汁で滑らかな舌触りがある。名の由来は、細い木でもたくさんの実をつけ、時にはその重みに耐えているようにも見えるので、「身の程知らずなほど実をつける」ことから付いた名前。献上品にもなっており、会津が誇る秋の味覚。 旬     10月 11月 ...»

福島県