施設の概要
温泉施設
温泉施設には水着で楽しめるプールと裸で入浴する入浴施設の2種類があります。露天風呂の浴槽面積は世界最大で、いわき湯本温泉の豊富な湧出量に支えられた6つの温泉テーマパークから成り立っています。全てを十分に楽しむには時間が必要です。
温泉施設には、水着で楽しめるプールと裸で入浴する浴場の2種類があります。これらの温泉は、いわき湯本温泉から引かれています。この泉源は常磐炭鉱跡地の鉱底をボーリングして開発されたもので、一度は石炭採掘により枯渇しましたが、巨額の費用を投じて再開発された大規模なものです。
プール施設
ウォーターパーク
「ビッグアロハ」は、高低差と長さが日本一のスリル満点のボディスライダーです。また、フラガールやファイヤーナイフダンサーによるポリネシアンショーも必見です。
一年中楽しめる全天候型の屋内プールで、以下の施設があります:
- 大プール
- アクアリウムプール:様々な魚と一緒に泳ぐ感覚が楽しめる
- スライダー:ラキ・リバー、カプアニ(カアプニ)フォールズ、マウナ・ブラックの3種類
- 子供向けのワイワイ・オハナ
スライダー:
- カプアニフォールズ : 高低差15メートルもあるワンダーコース、ホルンコース、そして初心者でも楽しめるラッココースの3つのコースで構成されています。
- ラキ・リバー : 川下りのような体験ができます。
- マウナ・ブラック : スリルを味わうことができ、2人乗りも可能です。
- ビッグアロハ : 高低差40メートルもある日本一のスライダーです。
スプリングタウン
水着を着用して楽しめるスパエリアで、打たせ湯、オンドル、ミストサウナ、ボディシャワーなどがあります。
スパガーデン パレオ
水着を着用して楽しめる屋外のスパエリアで、四季折々の風景を楽しむことができます。グリーンゾーン、レッドゾーン、ブルーゾーン、イエローゾーンの4色のエリアに分かれており、それぞれ異なった雰囲気を楽しむことができます。
入浴施設
温泉浴場パレスは裸で入浴する大浴場で、960平方メートルの大浴場と12種24浴槽の温泉施設があります。江戸情話 与市は浴場面積1,000平方メートルで、江戸時代の雰囲気を持つ世界最大の大露天風呂です。
宿泊施設
スパリゾート ハワイアンズには以下の宿泊施設があります:
- ホテルハワイアンズ:本館に連絡通路でアクセスできる大型ホテルで、和室を中心に全260室。
- モノリスタワー:ハワイアン&スパをコンセプトにした全121室のホテル。
- ウイルポート:地中海リビエラリゾートとハワイの融合した全50室のホテル。
- やすらぎ亭:和室の全5室でそれぞれ内装が異なる。
- クレスト館:落ち着いた和風の宿泊施設で全22室。
ゴルフ場
スパリゾートハワイアンズゴルフコースは3コース・27ホールのオフィシャルゴルフ場です。
その他施設
スパリゾート ハワイアンズには以下の施設もあります:
- スプリングパーク・プラザ
- フラミュージアム:フラダンスと常磐ハワイアンセンター開業時代の歴史、東日本大震災当時の資料などが展示されている博物館エリア。
- アロハタウン:食事を楽しめるルアウフードコートとショー観覧2階席があるエリア。
- マウナヴィレッジ:ゴルフコースの北東に開業したグランピング施設。
沿革
設立過程
石炭業界の斜陽化に伴い、常磐炭鉱は新たな事業として『日本人が行ってみたい外国ナンバー1』である「ハワイ」をテーマにしたリゾート施設「常磐ハワイアンセンター」の建設を計画しました。温泉水を活用し、1966年にオープンしました。
常磐ハワイアンセンター
高度経済成長期には年間120万人以上の観光客を集めましたが、1971年のニクソン・ショックやオイルショックによって観光客数は減少しました。しかし、1988年の常磐自動車道の開通により、再び年間140万人を超える入場者数を記録しました。
スパリゾートハワイアンズ
1990年に「スパリゾートハワイアンズ」に改名し、「スプリングパーク」をオープンしました。その後も施設のリニューアルや新しいアトラクションの追加により、入場者数は増加しました。
震災と復興
2011年の東日本大震災で大きな被害を受けましたが、全国キャラバン「フラガール全国きずなキャラバン」で復興支援を行い、2012年に全面営業を再開しました。年間利用者数は再び増加し、2013年度には150万7千人に達しました。
新型コロナウイルス感染症の影響
2020年の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行により、臨時休園を余儀なくされましたが、2020年7月に営業を再開しました。
スパリゾート ハワイアンズは、日本国内外の観光客にとって魅力的なリゾート施設として、多くの人々に愛されています。