公園の特徴と楽しみ方
いわき公園は「自然と親しむワンダーネイチャーパーク」をテーマに、豊かな自然を満喫できる場所として知られています。7つのゾーンに分かれ、それぞれが特色ある環境を提供しています。
見どころの一つ「森のわくわく橋」
アミューズメントゾーンと林間アドベンチャーゾーンを結ぶ遊歩道「森のわくわく橋」は、吊床版の下側に外ケーブルを配置した珍しい橋梁で、眺望が素晴らしいスポットです。
メインエントランスゾーン
面積: 3.7ヘクタール。西側中央部に位置し、西側にあるショッピングセンター「ラ・パークいわき」と一体的な利用が計画されています。直結する歩道橋が建設され、すり鉢状のフラワーガーデンにはパンジーの花が植えられています。
アミューズメントゾーン
面積: 6.9ヘクタール。多くのモニュメントや滝が整備された人工的な雰囲気を持つ区画です。管理拠点と位置づけられ、災害用備蓄倉庫や管理棟があります。
遊びのゾーン
面積: 11.3ヘクタール。最も平市街地よりの北西側に整備された区画で、大型遊具やアスレチックが並んでいます。いわき市ゆかりのフタバスズキリュウやアンモナイトといった古代生物を模して作られた遊具も多く、ユニークな名前がつけられています。
ピクニックゾーン
面積: 6.5ヘクタール。園内中心部にすり鉢のように広がる神下(かのり)堤に沿った区画で、菖蒲園や桜並木が整備されています。水辺ではホタルの鑑賞が可能です。
スポーツゾーン
面積: 11.7ヘクタール。県立いわき光洋高校に隣接する園内北東部の区画で、広いグラウンドや芝生の斜面が整備されています。現在は高久第八応急仮設住宅が建っています。
林間アドベンチャーゾーン
面積: 26.6ヘクタール。雑木林を利用した遊歩道が整備され、奥には展望台があります。展望台からは平市街地やいわきフラワーセンターの風車、東京電力広野火力発電所の煙突などが見られます。ここにはリサイクル施設が設けられ、刈り取られた雑草を園内の植栽の肥料にし、杉の人工林を里山に戻す過程で伐採された樹木を遊歩道の床チップに加工しています。
文化施設ゾーン
面積: 4.6ヘクタール。1999年(平成11年)7月18日に開館したいわき市暮らしの伝承郷を格とする区画で、埋蔵文化財や昔のいわき市で用いられた民具などの展示が行われています。当施設の住所はいわき市中央台鹿島町下矢田です。
桜の見頃
いわき公園の桜の見頃は例年4月上旬から中旬頃です。ピクニックゾーンでは、四季折々の風景を楽しみながら散策や休憩ができます。