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UFOの里

(ユーフォー さと)

宇宙と自然を満喫

UFOの里は、福島県福島市飯野町青木に位置するUFOに関する多目的公共施設および千貫森周辺の公園です。この地域は、UFOの目撃例が多いことで知られ、観光地としても人気があります。

千貫森公園とUFOふれあい館

千貫森公園は、円錐形の山で、その山頂からは360度の大パノラマを楽しむことができます。この公園内には、UFOに関する資料を展示しているUFOふれあい館があります。UFOふれあい館では、資料の展示に加え、休憩や入浴もできる施設があります。さらに、公園内には車イス使用者対応のトイレも完備されています。

概要

UFOふれあい館には、UFO・宇宙人に関する展示のほかに、入浴施設や食堂があり、福島市街から飯舘村・浪江町方面に通じる国道114号バイパス道に面しています。道の駅に準ずる役割を持つ施設として、多くの人に利用されています。

福島市飯野地域は、未確認飛行物体の目撃例が多いため、オカルトスポットとしても有名です。1990年代に多くの自治体が『ふるさと創生事業』を利用して入浴施設を整備した中で、当時の飯野町はUFO展示と入浴施設を兼ね備えた独特な施設を作り上げました。この施設は、ふるさと創生事業で建設され存続している数少ない成功例とされています。

千貫森周辺の施設

千貫森の麓には、UFO関連の展示や立体映像の上映を行う『UFOふれあい館』、食堂やグッズ販売を行う『UFO物産館』、オムニコートのテニスコートを備えた『千貫森庭球場』などがあります。また、山の中腹から山頂にかけて、宇宙人のモニュメントや展望台が設置されています。

UFOふれあい館の開館と歴史

UFOふれあい館は、1992年に開館しました。その後、2008年に飯野町が福島市に編入合併されたことに伴い、福島市の施設となりました。さらに、2021年6月24日の「UFOの日」に合わせて、日本初のUFOの研究拠点『国際未確認飛行物体研究所(UFO研究所)』が開設されました。この研究所の初代研究所長は月刊誌ムーの編集長である三上丈晴氏です。

施設の詳細

UFOふれあい館(有料)

UFO関連の展示・上映や入浴施設を提供しています。

UFO物産館(無料)

お土産品売店と食堂『パノラマ食堂』があり、ラーメン、カレー、そば、丼ものなどのメニューを提供しています。また、福島市内や川俣町周辺の人気店とのコラボメニューもあります。

千貫森庭球場(有料)

オムニコートのテニスコート2面があり、併設の更衣室は2室あります。

UFOコンタクトデッキ(展望台)

UFOの目撃例が多いことから、この展望台も人気のスポットです。

UFOの里について詳しく

飯野町地区は福島県の中通り北部、福島市の南西部に位置しており、UFOの里として広く知られています。千貫森周辺は古くから発光物体の目撃例が多く、そのため多くのミステリーゾーンが存在しています。1992年に開館したUFOふれあい館は、こうした謎を研究するための資料や展示を集めた施設です。その後、パノラマ食堂(UFO物産館)やUFO広場なども整備され、一大ミステリー体験ゾーンを形成しています。

UFOという名前の由来

未確認飛行物体(Unidentified Flying Object)とは、軍事用語で、確認できていない飛行物体(飛行機、ミサイル、隕石、風船など)を指します。しかし、一般的には宇宙人の乗る宇宙船という意味で使われています。以前は「空飛ぶ円盤」とも呼ばれていましたが、日本では形状が様々であるため、UFOという呼び方が定着しました。

UFOと公的機関

航空機が一般的になって以降、各国政府は軍事的・安全保障的な理由から未確認飛行物体の研究に取り組んできましたが、国防上の理由からその内容はほとんど公開されていません。例外的にフランス国立宇宙研究センターは2007年に一般から寄せられたUFO情報をウェブサイトに公開しました。ルモンド紙によれば、情報のうち30%は虚偽、9%は立証できる現象、33%は説明可能な現象、28%が説明不可能な飛行物体だったとされています。

UFOの日

6月24日はUFOの日です。これは1947年にアメリカ人のケネス・アーノルドが、ワシントン州のレーニア山付近で9機の奇妙な物体を目撃したことに由来します。この目撃例は大々的に報道され、UFOが世界的に広く認知されるきっかけとなりました。そのことを記念して、6月24日はUFOの日とされています。

福島市飯野UFOふれあい館

福島市飯野町青木にあるUFOふれあい館は、UFO関係の書籍や資料を集めた全国的にも珍しい展示館兼多目的公共施設です。この施設は1992年11月に開館し、2008年7月1日に飯野町が福島市に編入合併されたことにより改称されました。

施設の詳細

1階

UFOふれあい館の1階には、UFOに関する資料が常設展示されています。展示室内は宇宙エリアと宇宙人エリアに分かれており、宇宙エリアでは宇宙に関する展示、宇宙人エリアではUFOや宇宙人のモデルが展示されています。まるでUFOの中を探検しているかのようなミステリアスな雰囲気を楽しめます。

2階

お風呂と和室(宇宙の間、銀河の間)があり、予約が入っていなければ一般利用も可能です。

UFOふれあい館には二つの展望風呂があり、入場者は自由に入浴できます。絶景を眺めながら、ゆったりと心と体を休めることができます。

千貫森

千貫森(せんがんもり)は、福島県福島市飯野町青木に位置し、阿武隈高地にある標高462.3メートルの山です。この山は円錐形の美しい形をしており、福島市飯野地域のシンボルとなっています。その形状から「古代ピラミッド説」や「UFOの基地」といった伝説があり、未確認飛行物体の目撃例も多いことからUFOの里として知られています。

千貫森は福島市内だけでなく、白河の関からも判別できるため、奥州街道を行く旅人の目印としても利用されました。巨人がたんがら(背負い篭)の土をあけてできたという伝説もあり、「峠山」や「たんがら山」などの別名でも親しまれています。

UFOの里の施設

UFOふれあい館

UFOふれあい館は、全国的にも珍しいUFO専門の公共施設であり、UFO関係のビデオや写真 などの資料を約3000点所蔵しています。

UFO物産館・パノラマ食堂

土産店と食堂があります。

千貫森庭球場

オムニコートのテニスコートがあります。

Information

名称
UFOの里
(ユーフォー さと)

福島市周辺

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