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栃もち(福島県)

(とち ふくしまけん)

山里に伝わる、素朴な味わいの郷土料理

栃もちは、福島県を中心に東北地方の山間部で食べられてきた伝統的な郷土料理です。栗と似た形状の栃の実を時間をかけてあく抜きし、もち米と一緒に蒸してからついたお餅です。

栃もちの作り方

栃もちの美味しさは、手間隙かけたあく抜きにあります。栃の実は栗に似ていますが、そのままではあくが強すぎて食べられません。時間をかけてあくを抜き、もち米と一緒に蒸してからついて、栃もちを作ります。

栃もちの特徴

栃もちは、米だけのもちと比べて茶色がかっており、独特の苦味があります。かつて、米がほとんどとれなかった山村では重要な食糧とされていましたが、現在では土産物として売られています。

栃もちの食べ方

栃もちは、砂糖をつけたり、塩茶漬けにするなどの食べ方がありますが、おすすめは「あんこもち」や「おしるこ」です。小豆の甘さと栃の風味が引き立ち、相性抜群です。

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名称
栃もち(福島県)
(とち ふくしまけん)

南会津

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